コラム
2024-11-20 10:10:00
車のキズを放置すると思わぬトラブルに
壁や縁石に接触してキズやヘコミができてしまったら。
小さなキズだからと放置してしまうと思わぬトラブルにつながる可能性があります。
大切な愛車を長く乗り続けるために、キズを放置するリスクについて理解しておきましょう。
車のパーツは主に樹脂、鉄、アルミで作られています。
バンパーやスポイラーなどの樹脂パーツと異なり、車のボディには多くの部分に鉄が使われています。
鉄のパーツについたキズは、放置するとサビが発生しやすいのが特徴です。
サビを放置すると、水分や汚れが塗装内部に浸透し、酸化が進行。やがて塗装が浮き上がり、剥がれたり、触っただけでボロボロと崩れる状態になることもあります。
最悪の場合、サビが広がり電装系統に影響を及ぼす可能性もあります。こうした事態を防ぐためにも、早めに板金塗装を行うことが重要です。
日常的に大きな負荷がかかるホイールは、気づかないうちに小さなキズがついていることがよくあります。
この小さなキズを放置すると、クラック(ひび割れ)が生じる危険性があります。
クラックを放置した結果、ホイールが破損し、走行中に重大な事故につながるケースも考えられます。
車のキズやヘコミは、放置すると見た目だけでなく安全性にも影響を与えることがあります。
小さなキズでも油断せず、早めの点検や修理を心がけましょう。大切な愛車を守るための一歩が、トラブルを未然に防ぐ鍵になります。